Attaquerのオーストラリアチャンピオンジャージがかっこいい...!!
オーストラリアのプロサイクリストといえば、タイムトライアル世界チャンピオンのローハン・デニス、ツール・ド・フランス総合優勝のカデル・エヴァンスなんかが特に有名で、今年のトラックサイクリングのパシュートでは男女ともに世界選手権優勝していますが、今年のオーストラリア女子チャンピオンは誰かご存知でしょうか?
サラ・ギガンテ、18歳。オーストラリアのプロチームRoxsolt Attaquerに属しています。インスタグラムで写真を見てもまだあどけないティーン・エイジャーという感じです。これからが楽しみ。
さて、オーストラリアチャンピオンとなった今彼女はナショナルチャンピオンチームジャージを着用してレースしているのですが、それがすごくカッコいい!
↓こちら
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ナショナルチャンピオンチームジャージというと目立つイメージがありますが、デザインは一辺倒になりがち。しかしAttaquerがデザインするとここまでかっこよくなるんですね。ちなみに新調されたチームジャージもかっこいいなぁ。オンラインストアで売ってくれないだろうか。
那須でおすすめのサイクリングコース
実は一昨年那須でサイクリングホリデーで1周間過ごしてから那須が大好きになり、海外から那須に移り住むことになった私。
ホリデーで那須にきた当時は、那須でロードサイクリングといえば「那須ロングライド」のコースだろうと思っていたんですが、住み着いて何ヶ月か過ごしてみると、那須ロングライドよりももっともっと楽しいルートを発見しつつあります。那須岳もいいんだけど、観光地だから交通量が多いんですよね。あと、2019年3月現在ですが、道路の舗装が悪いところが多くて、山を下る際にヒヤッとすることが多い。
というわけで、那須にきたらぜひ行っていただきたいコースをご紹介。
大田原市にある長さ5kmほどの山。那須岳ほど長いヒルクライムはないものの、平均勾配5%なので初心者でも楽しめるし、裏側は平均9%くらいあって上級者でもガッツリ踏めるのでは。8月にはヒルクライムレースもあるようです。車が全然ないので交通を心配する必要なし。
いつぞやのツール・ド・とちぎでもコースの一部になった馬頭温泉郷。ちょっときつめのヒルスプリントポイントがあって楽しい。途中サイクルラックがある温泉もあります。国道293は若干交通量多いですが、道路が広いので車も楽々追い抜いていってくれます。那須烏山方面にいくとまた車がいなくなる。
3. 那須→伊王野→白河方面
那須から伊王野へ向かう途中にはいくつかヒルスプリントポイントがあります。伊王野の道の駅は補給ポイント。(お蕎麦が有名らしい)伊王野から白河へ向かう道は車ほとんどなく、平均勾配2%の道がずーっと続きますのでガンガン踏みたい人にもポタリング楽しみたい人にもいいと思います。
Training Peaksでの体重の入力方法
Training Peakを始めて、迷ったのが体重の入力。
普通こういうのって、「設定」みたいなところから入力するべきものですよね。Training Peaksでは体重は毎日変わるものという前提で入力されるので、以下のように入力していきます。
①Appを立ち上げて、トップページからTodayの右側にある「+」をクリック
②すると、今日のアクティビティを記録する画面が出てくるので、そこで「Metrics」を選択
③Metricsを入力する画面が出てくるので、Weightのところに体重を入力し、「OK」をクリックすると、Training Peaksでの体重の入力が完了。
これを元に、Training Peaks内でのパワーウェイトレシオが計算されるようです。私はコーチに毎日体重を入力するように言われました。正確なパワーウェイトレシオを知ることで、自分がどれだけ身体能力を改善したのかわかりますし、日々体重を意識することで食べ過ぎたりするのを避けられますもんね...
Appleの公式アプリでるヘルスケアと同期してくれれば、今使っているタニタの体組成計から自動で入力してくれるんだけど、今のところはそんな機能はないみたいですねぇ。
FTPを向上させるには? ーどんなインターバルトレーニングが効果的か
FTPを向上させるためのパワトレに通じている人ならご存知の通り、最近はオフシーズンのトレーニングにも高強度のインターバルが重要との説が多く聞かれます(中年以上のアスリートならなおさら)
さて、高強度のインターバルにも色々あります。FTPインターバルとか、VO2MAXとか、30/30とか…でも時間がないサラリーマンアスリートの私はどんな高強度インターバルが効率よくFTPを向上させてくれるのか気になるもの。
こちらのブログによるとノルウェーのとある実験で、16人のアスリートを2つのグループにわけて、①短い時間のインターバル と②比較的長い時間のインターバル でどれだけ運動能力が向上するのかを比較したのだそう。
①のグループは [30秒 x 13(回復15秒)] x 3 (3セッションの間の回復は3分)
②のぶループは [5分 x 4 (回復2.5分)]
どちらも強度はVO2MAXの90-100%であり、強度の高い時間は①で19.5分、②で20分なのでほぼ同じといって良い。これを週に2回、10週間の間続けさせた。
さて、どちらのグループがどれだけ運動能力を向上させたか。
答えは、②のグループがVO2MAXを2.6%向上させたのに対し、なんと①のグループは8.7%も向上させてしまった。研究者によると、①のグループのように回復が15秒しかない状況にアスリートが陥ることによって、②のアスリートたちよりもよりトレーニングストレスが高い状況に追い込まれているため、より多くの改善が見られたのではないかという話でした。
この話が恐ろしいのは、普段つらいと思っているインターバルでも、もしかしてもっと効率良いトレーニングがあるかもしれないということなのですよね。うーん。もっと勉強しなくては!
パワープロファイルから自分の脚質を知る
自分に関する何らかの測定値がある限り、それを他の人のものと比べたくなるのは自然なことだし、ロードサイクリングにおけるパワーデータも例外ではないはず。今日はTraining Peaksで紹介されていたあのコーガン博士の記事をまとめてみた。これで自分がスプリンターなのかはたまたオールラウンダーなのかわかるかも?
Training Peaksを使っていると、ダッシュボード上に表示される以下のパワープロファイル。これは、一定期間中に記録した時間ごとの最大パワーである。見て分かる通り、5秒、1分、5分、20分、60分ごとの最大パワーが記録されています。
さて、ここからどうやって自分の脚質を知るのか?
以前こちらの記事で似たようなマトリックスを貼り付けましたが、まずは下の表から自分の各計測時間ごとの最大パワーがどのくらいになるか、マークしていきます。そのマークがどんな形状を成しているか、サンプルと比べながらチェックしてみましょう。
- マークしたパワープロファイルがほぼ水平になっている場合 -> オールラウンダー
- マークしたパワープロファイルが右肩下がりの場合(特に1分と5分の間顕著) -> スプリンター
- マークしたパワープロファイルが右肩上がりの場合(特に1分と5分の間が顕著) -> タイムトライアリスト
- マークしたパワープロファイルが逆V字型の場合 ->潜在的にオールラウンダー。パシュートなどの競技に向いている脚質
- マークしたパワープロファイルがV字型の場合 ->あまり見られないパターン
トレーニング量 VS トレーニング強度
こちらもジョー・フリールのブログから。備忘録。
Joe Friel's Blog: Volume vs Intensity
ロードレースのトレーニングにあたっては、トレーニング量もトレーニング強度もどちらも大切な要素である。でも、ほとんどの人がトレーニング量の方ばかりを気にしているのでは...例えば「最近のトレーニングはどんな感じ?」と質問すると、「先週は200km乗って...」という具合にトレーニング量は話題に上がってきても、強度が上がってくることはまずないだろう。
とあるドイツの研究によると、17人のランナーたちのトレーニング量を4週間に渡って50マイルから105マイルに上げていった。ペースはマラソンペースなので強度は低いまま。
一年経過後、さらに4週間をかけて今度は高強度のトレーニング量を2倍近くまで上げた(全体的なトレーニング量はそのまま)。
上記2つのトレーニング変化を比較したところ、前者の変化におけるパフォーマンスの変化はほとんどなかったものの、後者の場合5%から17%のパフォーマンスの改善が見られたらしい。
何が言いたいかというと、トレーニング強度はトレーニング量よりもパフォーマンスに変化が現れやすいーもっとも、2つの組み合わせがより重要なのだけど。
年齢による最大心拍数(HRmax)の低下はパフォーマンスに影響を与える?
私の心拍数は概ねいつも高い。それはどんな意味があるのか?そう思っていつもやってくるのがJoe Frielのブログです。今回は彼のブログの中の読者の質問に答えるコーナーで興味深い質問に答えていたので、備忘録的に要約してみようと思います。
彼によると、今のところ年齢による最大心拍数の低下とパフォーマンスの関連に対する研究自体はないらしい。
ただし、短期間におけるパフォーマンスと最大心拍数の遷移についての研究によると、VO2MAXが向上すると最大心拍数(HRmax)は低下することは確認できている。逆もしかりで、有酸素能力が低下すると最大心拍数も上がる。つまり、高い心拍数は高パフォーマンスを意味するものではないということか。
でも結局、なぜ加齢によって最大心拍数が下がるのかはわかっていない。年齢を重ねると筋肉量が落ちるので、筋肉の心臓への要求が減るのかもしれない。(Joeの推測であって、実験結果があるわけではない)
この質問コーナー、結局Joeは「やっぱり最大心拍数はパフォーマンスと関係ないのでは?」と締めくくっているので、結局もやっとしたまま...