Training Peaksでの心拍ゾーンについて
Training Peaksで心拍数を設定するには、LTHR(心拍閾値)を基準に設定する方法と最大心拍数を基準に設定する方法があります。
また、それぞれの基準をとっても、どの手法で設定をするかはコーチの好みによるのかなと思います。私のコーチはAndy Cogganの手法が好みだったらしいので、その通りにしてみました。
LTHR(心拍閾値)と最大心拍数は手動で入力することも可能ですが、トレーニングのデータから勝手に数値を取ってくるようです。例えば、今までの最大心拍数は188だったはずなのに、トレーニングで194を記録した場合、勝手にTraining Peaksが最大心拍数194と設定を変えてくれるのです。ちなみにパワーもそうですが、数値は勝手にダウングレードはしません。
ところで、心拍閾値ってどうやって計算されているのでしょうか?どうやらTraining Peaksによると60分の平均心拍数または20分の平均心拍数の95%の数値のどちらか高い方、としているようです。ということは、20分のFTPテストをやればだいたいこの閾値に近い数値が出そうが、Joe FrielによるとCP30(Critical Power 30mins)というテストを使うのが良いのだそう。
このCP30は30分全力疾走でのFTPテストですが、30分のうち後半20分の平均心拍数を心拍閾値と設定する手法なのだとか。私も30分のテストやったことありますが、とてもきつかったです。20分の全力疾走だけでもしんどいのにあと10分がどれだけ長く感じることか...!!
Zwift Academy 2018やってみた
今年もZwiftアカデミーがはじまりましたね。ほとんどの人がそうであるように、私も特にプロになりたいなどとは思っていませんが、きっちり体系化されたトレーニングでどれくらい強くなれるかは試してみたいもの。今年も少しずつではありますが、トレーニングに挑戦してみようと思っています。
まずは、Over Ones
Zwift workout: Zwift Academy 2018 » 1. Over Ones | What's on Zwift?
前半特に10分95%のあたりまではなんとか耐えられるのですが、4分117%からかなりきつくなりました。最後の1分120%は耐えられます。
Attaquerの限定サイクリングジャージが8/15(水)リリース
「オーストラリア系」のサイクリングアパレルブランド、Attaquerの期間限定サイクリングジャージが、8月15日水曜日にリリースされます。
BE YOUR ALTER EGO | ATTAQUER | CYCLING APPAREL AND ACCESSORIES – Attaquer
オーストラリア系のサイクリングアパレルといえば、Attaquerの他にもBlack SheepとかMAAPなどが有名ですが、人とかぶらない、これまでの大人しいサイクリングジャージのデザインに飽きたという人には、このAttaquerの期間限定ジャージはとてもおすすめです。
直近の期間限定リリースだと、東南アジアのバイヤーが一気に買い占めてしまって、発売時間から数分後にはサイズによっては完売となってしまいますので、人気サイズ(メンズだとXSがすぐ売り切れるらしい)を狙っている方は、発売時間にパソコンの前でスタンバイ必須です。
気になるデザインは、公式インスタグラムで少しずつ公開されているみたいですね。
私は前回狙っていたデザインのジャージが売り切れで手に入らなかったので、今回はリベンジの予定。
なお、期間限定ではないAll Dayシリーズや、A Lineシリーズはいつでも購入できます。日本への発送もしていますよ。
Zwiftで好きなコースを選ぶには?
Zwiftには現在4つのコースがあります。
- Watopia
- London
- Richmond
- Innsbruck
コースは日毎に決められていて、スケジュールはこちらで見られます。原則として、自分で「今日はBox HillでPRとってやる」と思ってもコントロールできないのが厄介だったのですが。
ニセコクラシックの前にコーチから火曜日と木曜日にいつも入っているインターバルトレーニングの代わりに、Watopiaの新しいルート"Road to Sky"(12.9km 9%のクライミング)@100%FTPでやれと言われまして。だいたい私がFTPで頑張ったところでやっぱり一時間ほどかかるんですよね。それを100%って…死にます。無理でした。
話が脱線しましたが、そうはいっても私がコースを選べるわけじゃないーつまりデフォルトではいつもWatopiaで遊べるわけではないんですが、Zwift Insiderにこんな裏技が載っていました。これで、いつでも自分が好きなコースを選ぶことができます。
簡単に説明すると、Macの場合Documents/Zwiftのディレクトリーの中にprefs.xmlというファイルがあるのですが、それを開いてコースの設定のところに次のタグを挿入します。
Watopiaで乗りたい場合: <WORLD>1</WORLD>
Richmondで乗りたい場合: <WORLD>2</WORLD>
Londonで乗りたい場合:<WORLD>3</WORLD>
Innsbruckで乗りたい場合: <WORLD>5</WORLD>
Watopiaにしたい場合の例:
<ZWIFT> <WORLD>1</WORLD> <DEVICES> <LASTCADENCEDEVICE>720996</LASTCADENCEDEVICE> <LASTPOWERDEVICE>720996</LASTPOWERDEVICE> </DEVICES> <CONFIG> <RICHMOND_BRANCH_PREFERENCE>0</RICHMOND_BRANCH_PREFERENCE> <BRANCH_PREFERENCE>4</BRANCH_PREFERENCE> </CONFIG> <WORKOUTS> <USE_ERG>1</USE_ERG> </WORKOUTS> </ZWIFT>
参考になりましたでしょうか?
パワーメーターが正確とは限らない?
一昨年にWahoo Kickrを購入し、昨年SRMのスパイダー型パワーメーターを購入。
さらにまったく同じモデルのSRMのパワーメーターをゲットしての感想。
実はパワーメーターってあてにならない。
Wahoo KickrとSRMは同時に使えるので、数値を比べてみたところ、なんとゾーンによっては30%も違っているところもある。明らかに不良品?と思ってもうひとつのSRMでも試してみたけど、こちらは30%まではいかないけどやっぱり数値が全然合わない。
一時期この差にすごくフラストレーションが溜まっていたけど、私が出した結論は、「パワーメーターは自分の強さの変移を見るためだけに使おう」
同じパワーメーターを使いつつ、時間の経過とともにクリティカルパワーが上がっていればそれでいいじゃん、という話。結局、パワーメーターは車のスピードメーターなどと比べると歴史も浅いのでまだまだ完璧ではないのだなと。
ビッチにクライミングしてみよう
私が大好きな元プロサイクリストの一人である、エマ・プーリーがGCN(Global Cycling Network)のプレゼンターになっていたのだけど、彼女のプログラムの中でとても面白いコンテンツがあった。
ヒルクライムはみんなで一緒に仲良くが基本だけれど、やはりレースになるとちょっと違う。レースの中で、ビッチになって主導権を握ることも必要になってくる場合にどうすればいいのか。ヒルクライマー必見のコンテンツです。
1. フルガス
斜度が大きくなった時に一気に攻める。こうすることによって、周りに私は他のライダーよりも強いことをアピールするのである。
2. 微妙なポジションでストーキング
クライミングで前を行くライダーは自分のクライミングに自信たっぷり。でも、その横ぴったり-厳密にはちょっと後ろで相手の視界に入るか入らないかの場所-でくるくる回すことができたら?焦った相手の息が荒くなってきたところでアタックしてみよう(そんな簡単にできたら苦労しないんですが!)
3. 30/30アプローチ
多くのヒルクライマーは、安定したペースに慣れているけど(多分筋肉の質的にもそうなんだろうと思う)、なかなか急な加速には対応できていないのでは?FTPの少し下で回した後、30秒〜60秒の間FTPの10-20Wほど上でアタックしてみよう。その後はFTPの下で。これを何度も繰り返すと、ついて来られないライダーがいっぱいいることに気づくはず。ここで大切なのは、アタックの時にあたかもまったく加速をしていないように平静を装うことなんだそうで。
4. 無駄に話しかける
これは私も時々やっているアプローチ。他のライダーに無駄に話しかけてみよう。「いい景色だね〜」「そのバーテープいくらだったの?」「早くコーヒー飲みたい!」などなど、とにかく喋りまくるのである。もし相手がゼーハーゼーハー言いながら必死に登っているとしたら、精神的に相当なダメージを与えられる...らしい。
こうやって見てみても、なんだかんだいって全部自分が強くないと実現できそうにない...。練習あるのみだなぁ。