パワープロファイルから自分の脚質を知る
自分に関する何らかの測定値がある限り、それを他の人のものと比べたくなるのは自然なことだし、ロードサイクリングにおけるパワーデータも例外ではないはず。今日はTraining Peaksで紹介されていたあのコーガン博士の記事をまとめてみた。これで自分がスプリンターなのかはたまたオールラウンダーなのかわかるかも?
Training Peaksを使っていると、ダッシュボード上に表示される以下のパワープロファイル。これは、一定期間中に記録した時間ごとの最大パワーである。見て分かる通り、5秒、1分、5分、20分、60分ごとの最大パワーが記録されています。
さて、ここからどうやって自分の脚質を知るのか?
以前こちらの記事で似たようなマトリックスを貼り付けましたが、まずは下の表から自分の各計測時間ごとの最大パワーがどのくらいになるか、マークしていきます。そのマークがどんな形状を成しているか、サンプルと比べながらチェックしてみましょう。
- マークしたパワープロファイルがほぼ水平になっている場合 -> オールラウンダー
- マークしたパワープロファイルが右肩下がりの場合(特に1分と5分の間顕著) -> スプリンター
- マークしたパワープロファイルが右肩上がりの場合(特に1分と5分の間が顕著) -> タイムトライアリスト
- マークしたパワープロファイルが逆V字型の場合 ->潜在的にオールラウンダー。パシュートなどの競技に向いている脚質
- マークしたパワープロファイルがV字型の場合 ->あまり見られないパターン