トレーニング量 VS トレーニング強度
こちらもジョー・フリールのブログから。備忘録。
Joe Friel's Blog: Volume vs Intensity
ロードレースのトレーニングにあたっては、トレーニング量もトレーニング強度もどちらも大切な要素である。でも、ほとんどの人がトレーニング量の方ばかりを気にしているのでは...例えば「最近のトレーニングはどんな感じ?」と質問すると、「先週は200km乗って...」という具合にトレーニング量は話題に上がってきても、強度が上がってくることはまずないだろう。
とあるドイツの研究によると、17人のランナーたちのトレーニング量を4週間に渡って50マイルから105マイルに上げていった。ペースはマラソンペースなので強度は低いまま。
一年経過後、さらに4週間をかけて今度は高強度のトレーニング量を2倍近くまで上げた(全体的なトレーニング量はそのまま)。
上記2つのトレーニング変化を比較したところ、前者の変化におけるパフォーマンスの変化はほとんどなかったものの、後者の場合5%から17%のパフォーマンスの改善が見られたらしい。
何が言いたいかというと、トレーニング強度はトレーニング量よりもパフォーマンスに変化が現れやすいーもっとも、2つの組み合わせがより重要なのだけど。